ブログを運営するうえで、1つの目標としてよく挙げられるのがGoogleアドセンスの合格。ブログをやられている人ならよく耳に入ってくる言葉かもしれませんね。
私も長期にわたり審査に挑戦しては不合格の通知をもらうということを繰り返していました……(その数なんと36回)。
しかし、2021年3月、37回目の審査にてついに当ブログもGoogleアドセンスに合格することが出来ました!
合格までの期間約10ヵ月。人によっては1ヵ月くらいだったり、場合によっては1回で合格されていたりすることを考えるとそこそこ時間がかかった方ですね……。
というわけで今回はブログ初心者の私がGoogleアドセンスに合格するために気を付けたことをご紹介していきます。私のようになかなかGoogleアドセンスに合格できないという方に対して、少しでも助けになれば幸いです。
合格時のブログ状況
まず合格時の当ブログ状況はこのような感じです。
公開記事数 | 6記事 |
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記事文字数 | 4078~11319字(平均6093字) |
プロフィールページ | あり |
プライバシーポリシー | あり |
問い合わせフォーム | あり |
サイトマップ | 設定済み |
他サイトへのリンク | あり |
その他の広告 | なし |
そして合格時に公開していた記事がこちらです。
どれも合成音声(特にHANASU)に関する記事になっています。のちにも触れますが、完全に特化ブログの形式になっていますね。
※加筆修正のため、合格時と現在では記事内容等が異なっている可能性があります。ご了承ください。
気を付けたこと
①なるべく読みやすい文章を書く
アドセンス審査に落ちてから1番気を付けていたことはこれですね。
Googleアドセンスの合格条件は公式に公開されていませんが、ネットでGoogleアドセンス合格について検索してみると「読者にとって利益のあるコンテンツであること」が合格の条件としてよく挙げられています。
しかし、当たり前のことですがどれだけ中身が有益で素晴らしい内容の記事でも、読者に読んでもらえなければそもそも読者の利益になり得ません。ということでどの記事でも読者にとって読みやすい文章を書くよう心掛けました。
しかしここで1つ問題が。
ブログ初心者であり、しかも普段からそこまで文章を書かない私がいきなり読みやすい文章なんて書けるわけがありません。そもそも「読みやすい文章ってどんな文章?」といった感じでした。
悩んでいても仕方ないということで文章の書き方について調べてみたのですが、たくさんの人が様々な書き方を提唱しておりさらに混乱する結果に……。
そこで一旦完璧を求めることは諦め、初心者の自分でも実践できそうな文章の書き方をいくつか選んで実践することにしました。
〇同じ語尾はなるべく繰り返さない
「……します。……します。」といったように同じ語尾が連続で何度も続いてしまうと、少々くどい印象を感じてしまいます。なのでなるべく「……します。……です。……でした。」といった感じで別の語尾を使えるよう文章を工夫しました。
〇1つの文章はなるべく短くする
自分が書いた記事を後から読み返してみると、1文1文が長くなってしまっていることが結構ありました。
しかし、長い文章は読み辛く、内容が頭に入ってきにくいことも多いです。ということで文章を書くときはなるべく1文が短くなるよう心掛けました。目安としては、大体1文が100字を超えない程度にしています。
以上2つが、私が文章を書くときに気を付けている内容です。まだまだ文章が下手で実践できていないことも多いですけどね……。ですが、気付いたときにやるだけでも割りと読みやすくなりますのでオススメです。
②重要な部分は目立つようにする
文章内で重要な部分を目立たせることにより、文章を読まなくても見るだけで「ここが重要な部分だよ!」ということを読者に示すことが出来ます。
皆さんも学校の授業で、先生に「ここテストに出ます」と言われたところは教科書にマーカー等で印を入れていた経験はありませんか?それと似たようなことですね。
ブログをやっている身としては、頑張って書いた記事は最後まで読んでほしいもの。しかし、文章を読むのって結構時間がかかります。頑張って書いた記事なら文字数も相当なものになっているでしょうからなおさらですね。
しかし、読者の方全てが時間に余裕があるわけではありません。そのような方には文章を読まなくても見るだけで重要な部分が分かるほうが有益です。
というわけで私の場合は、最重要な部分に背景色・太字・下線・文字サイズ変更等を使って目立つようにしました。さらに背景色については主に2つの色を使い分けています。プラスの意味合いを含む部分はオレンジ色、マイナスの意味合いを含む部分(注意点やデメリット等)は青色、といった感じです。
③可能なところは画像を入れる
文章力がある方はその限りでもないかもしれませんが、私のようなブログ初心者は文章だけで全てを説明するのはとても難しいと思います(というか、私はできません……)。
ですので無理に文章だけで説明しようとせず、入れられるところは画像を入れて説明しました。
下手な文章で説明しても読者にはなかなか内容を理解してもらえません。そこで画像を入れて読者に内容をイメージしてもらいやすくしようということですね。画像の挿入については他のブロガーの方々も推奨しているのでアドセンス対策としては有力だと思われます。
しかし、あまりに画像を入れた説明に頼りすぎて記事の文字数が少なくなってしまうと、逆に「コンテンツが少ない」と判断されてしまう可能性も考えられます。そういう意味ではあまり画像を入れすぎるのは良くないかもしれません。
④特化ブログにする
これは他のサイト様でもアドセンス対策としてよく紹介されている方法ですね。
ブログには大きく分けて2つの種類があります。1つは特定のジャンルの記事のみを掲載した特化ブログ、もう1つは様々なジャンルの記事を扱う雑記ブログです。
一般的には雑記ブログよりも特化ブログの方が審査に合格しやすいといわれていますね。これは「特化ブログだから受かる」というわけではなく、記事の内容を自分の詳しいジャンルに絞ることにより1つ1つの記事が内容の濃いものになるので「有益なコンテンツ」と判断されやすいということだそうです。
なのでそれぞれの記事の完成度が高ければ雑記ブログでも合格できると思われますが(事実、雑記ブログで合格したという声もあるそうです)、それだけ各分野に対する知識もかなり要求されます。
当ブログも立ち上げ当初はジャンルが3~4つくらいある雑記ブログでした。しかし、HANASU関係以外の記事は文字数が少なく、1000文字に達していない記事もちらほらありました……。これではなかなか「有益なコンテンツ」とは言えないですね。
ということでGoogleアドセンスに合格するまで雑記ブログは一旦諦め、HANASU等の合成音声の記事をメインにした特化ブログを運営することにしました。そのため合成音声関連以外の記事は削除し、それ以降新しく書く記事も合成音声の記事のみにしています。
また、合成音声の記事の中でも内容が近いものは1つの記事にまとめました。こうすることで1つの記事の内容がさらに濃くなり、記事の完成度が上がる、という寸法ですね。
最後に
以上、私がGoogleアドセンス合格のために気を付けたことを4つご紹介しました。
先程も書きましたが、Googleアドセンスの具体的な合格基準は公表されていません。なので今回ご紹介したことが本当にアドセンス合格に繋がるのかは正直なところ不明です。しかし、④以外の項目についてはいずれも読者にとって読みやすい記事を作るための方法でもあります。実践していけばきっと記事の質は向上していくので、ブログをやっていく上では重要な項目だと思います。
ブログ初心者にとってGoogleアドセンス合格はそう簡単なものではありません。しかし、挑戦し続けているうちに文章力等が少しずつレベルアップしてアドセンスに合格できるような記事がきっと書けるようになります。1000文字書くのがやっとだった私もいつの間にか4000文字くらい書けるようになりました。
皆さんも必ず成長できますので、時間がかかっても諦めずに頑張ってみて下さいね!