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【おすすめ液タブ】Artisulの『D22S』をレビュー!ワコムのCintiq16と比較しても遜色ない使い心地だと!?

D22S

今よりデカい液タブが欲しい!

でもワコムのはめちゃ高い!

じゃあ海外液タブだ!

というわけで台湾メーカーArtisulの21.5インチ液タブ『D22S』を買ってみました。

D22Sすごいぞー!デカいぞー!

ワコム以外のタブレットは初めてなんでちょっと不安でしたが、これが思いのほか良い!

なんで今回はD22Sのメリットやデメリットを前まで使ってたワコムのCintiq16と比較してレビューしていきます。

結論言っちゃうと中堅スペックの液タブとしてはワコムと遜色ないくらい良い製品でした!

ズバリおすすめです。

D22SとCintiq16のスペック比較

D22SとCintiq16のスペックはこんな感じ。

製品名 D22S Cintiq 16
メーカー Artisul(アーティスル) Wacom(ワコム)
画面サイズ 21.5インチ 15.6インチ
本体サイズ 517×323×37mm 422×285×24.5mm
重量 3.7kg 1.9kg
解像度 1920×1080(フルHD)
色域カバー率 Adobe RGB 76% NTSC 72%、sRGB 96%
筆圧レベル 8192レベル
ペン傾き検知 ±60°
ペン重量 12g 15g
入力端子 HDMI、USB 3 in 1ケーブル
VESAマウント 対応(75×75mm)
価格(Amazon記事執筆時) 49,999円 73,771円

どちらも中堅クラスの液タブ、といったスペックですね。

大きく違うのはサイズと、あとはメーカーの知名度かな?

ワコムは業界最大手なんでもちろん知っていましたが、Artisulは今回初めて聞くメーカー(実は界隈では有名とかだったらごめんなさい)。

でもAmazonのストア見てみると結構いろんな液タブや板タブ出してたり、レビューも悪くなかったりと結構期待できそうです。

Cintiq16と比較したD22Sのメリット4つ

それでは自分が感じたD22Sのメリットをまとめていきます。

①大画面による作業性の良さでイラスト制作がより快適に

まず何よりのメリットがその画面サイズの大きさ。

21.5インチという大画面のおかげでイラスト制作の作業性が向上しました。

D22SとCintiq16Cintiq16と並べるとこんな感じ(入りきらなくて重なっちゃてるけど)。D22Sはベゼル(枠)の幅が狭い分、本体サイズはCintiq16と比べて極端に大きいってわけじゃないですね。てかこう見るとCintiq結構ベゼル広いな……。

何故向上したのかというと、ずばりイラストの移動(パン)や拡大の頻度が減らせるから

当たり前な話、画面が大きい分Cintiq16よりもイラストを表示できる範囲が広いので、

  • Cintiq16では表示しきれなかった部分も表示できる。
  • Cintiq16では拡大して描いてた部分もそのままの倍率で描けたりする。

よって移動や拡大の頻度が減らせるという訳ですね。

流石に完全に0にはならないですが、Cintiq16では結構な頻度で移動・拡大してたんでイラスト作業がかなり快適。やはり大画面は正義。

あとデュアルディスプレイしたときYouTubeを大画面で写せるんで嬉しい(イラスト全然関係ないけど)。ぶっちゃけこれだけでも買った価値あるぜ。

因みにワコムにも『Cintiq22』っていう21.5インチモデルはあります。

あるんですが……そのお値段なんと10万オーバー。流石に手が出ん……。

②アンチグレアフィルム標準装備だから事前に準備する必要なし

D22Sでは最初からディスプレイにアンチグレアフィルムを貼ってくれています

なんで自前で用意する必要なし!ありがてぇ。

うちの作業環境では照明が液タブに丁度映り込む位置にあるのでアンチグレアは必須。

液タブに合うサイズのフィルム探すのって割と面倒なんで、その手間が省けるのはめっちゃいい。

そしてこのフィルム、ちゃんと自分で剥がせるようになってます

フィルム貼ってると多少なりとも液晶の見え方が変わってくるんで、それが気になる方は剥がして使うのがおすすめです。

D22SアンチグレアフィルムD22Sの角っこの画像。
ちょっとわかり辛いですが、艶のないマットな質感の部分がアンチグレアフィルムです。普通に貼ってあるだけなんで自分でぺりッと剝がせます。

因みにCintiq16もフィルム自体は最初から貼ってあるんですが、あれ自分じゃ剥がせないんですよね。

なんで作業に支障が出るレベルの傷がついたらワコムに修理に出さないといけません(しかも有料)。めっちゃ手間やん……。

この点においてはD22Sのほうがかなり優秀。

③ワコムにはない圧倒的コストパフォーマンス

そしてやっぱり無視できないのがその圧倒的コストパフォーマンスですね。

Cintiq16とほぼ同じスペック+画面サイズはより大きいにもかかわらず、価格はなんとCintiq16より約20,000円安いという事実。

更にスタンドやグローブ等付属品もCintiq16より充実しています。

それぞれの液タブの付属品はこんな感じ。

D22S Cintiq 16
  • ペン
  • スタンド
  • 取扱説明書
  • HDMIケーブル
  • USBケーブル(Type-B – Type-A)
  • 電源ケーブル
  • ACアダプタ
  • 替え芯10本
  • ペンケース
  • 芯抜き用クリップ
  • グローブ
  • クリーニングクロス
  • ペン
  • 取扱説明書
  • 3 in 1ケーブル
  • 電源ケーブル
  • ACアダプタ
  • 替え芯3本
  • 着脱式ペンホルダー(芯抜き兼用)

……は?安すぎでは?(そしてワコムさん高すぎでは?)。

ワコムにはない、海外液タブならではの圧倒的なコスパですね。メーカーに拘らないのならこれだけでも十分選ぶ理由になっちゃいます。

実際自分もこのコスパが購入の決め手になりました。やっぱり安さは魅力。



④ペンにもなかなか使いやすいメリットあり

液タブ本体だけでなく、付属のペンもなかなかいい感じです。

ペンのメリットについてもいくつか触れておきます。

D22Sペンとプロペン2左がD22Sのペンで右がプロペン2。構造はどちらもほぼ一緒です。
ただしペン後端の消しゴム機能はD22Sのペンには無し。

ワコムのプロペン2と変わらない描き味のペンで今まで通りイラストが描ける

正直この点はかなり驚きましたね。

D22Sのペンの描き味なんですが、あのワコムのプロペン2(Cintiq16についてるペン)とほとんど違いはありませんでした

少なくとも自分みたいなお絵描き初心者では差を感じられないレベルです。

ペンの描き味の良さと言えばワコムが人気である理由の1つ。ワコム商品のレビューなんかでもよく触れられています。

それだけにこの点は「多少悪くなってもしょうがない……」と覚悟してたんですが、そんな心配は杞憂に終わりました。

普通に描き味良くていつも通りイラスト描ける。海外液タブもここまで来てるんだな……。

重量が軽いので作業中の徒労感が少ない

D22Sのペンはプロペン2に比べて軽く、ずっと使ってても疲れを感じにくいです

これは長時間イラストを描く人にとってはかなり大きなメリット。

で、どれだけ違うのかというと……

まずプロペン2が15g。

プロペン2重量

そしてD22Sのペンが12g。

D22Sペン重量

つまり、たったの3g。

えっそれだけ?そんなちょっとの重さの違い分かんの?

と思われるかも知れません。ぶっちゃけ自分もそう思います。

でもこれが意外と分かるんですよ。

最初自分が持ち比べた時は「プロペン2のが2倍くらい重いかな?」って感じてました。で、測ってみたらこの結果。ビックリ。

指先で持つ分、重さを感じ取りやすいのかも知れません。

まあ要するに、ペンはちょっとでも軽い方が良いってことですね。

芯が削れにくく、長持ちするから経済的

これはワコムユーザーからしたらかなり良いメリットかも?

D22Sのペンの芯、めっちゃ削れにくいです

プロペン2の最大の難点と言ってもいいのが純正品の芯の削れやすさ。マジであっという間に芯がすり減っちゃいます。

そのあまりの削れやすさから、同人でステンレス製やセラミック製の替え芯が販売されるほど(自分も純正品じゃなくこっちを使ってます)。

実際どれくらい削れるのかと言うと、約1週間使ってこんな感じ。

プロペン2の芯左が比較用の新品、右が使用後の芯です。
右のやつが明らかに削れてます。

対してD22Sのペンは大体同じくらいの期間でこんな感じ。

D22Sペンの芯現在進行形で使ってる芯。

削れ方が全然違う!てか全然削れてねぇ!めっちゃ削れにくいじゃん!

芯の大きさも大きめなんで結構長持ちしそうですね。

因みに替え芯は10本で1,000円ほど。

ワコムも同じくらいの値段なんでこの削れにくさを考えるとかなり経済的。

しかもD22Sには最初から10本付いてる。ありがてぇ。

デメリットは主にケーブル関連

続いてデメリット。

主にケーブル関連がちょっとデメリットに感じるとこがいくつかありました。

①ケーブルが本体の下側につけるからケーブルに負荷がかかりそう

D22SはHDMIやUSBケーブルを液タブ本体の下側に差し込む構造になってます。

なんで液タブを寝かせれば寝かせる程、ケーブルに負荷がかかる形になっちゃうんですよね。

D22Sケーブル状態自分が普段使う角度まで寝かせると、ケーブルはこんな感じになります。ケーブル結構曲がっちゃう……。

Cintiq16は本体上側に付ける形だったんであまり心配してなかっただけに、ちょっと気になるところ。

まあ今のところ(約1か月使用で)断線はしてないんでそこまで大きな負荷はかかってなさそうです。

でも扱いには気を配っておいた方がいいかも。

②Cintiq16よりもケーブル数が多いんで机周りがちょっとごちゃっとする

これはD22SがダメっていうよりもCintiq16が優れてるって感じのポイントですね。

D22Sは3本のケーブル(HDMI、USB、電源)を繋がなきゃいけないんで、机周りがちょっとごちゃ付きます

D22Sケーブルごちゃごちゃケーブルをモニターアームに添わしてるんでまだマシですが、それでもごちゃごちゃ感は否めない……。

対するCintiq16は『3 in 1ケーブル』という3本のケーブルを1本にまとめたものを採用しています。

3in1ケーブルこれがその3 in 1ケーブル。1本のケーブルが途中で三つ又に分かれる形になってます。

なんで卓上のスッキリ感はD22S以上。

こういうところは流石ワコムって感じちゃいますね。高いけど。



その他液タブで気になるポイント

上記のメリット・デメリット以外で、液タブ使う上で気になりやすいポイントがD22Sではどうなのかもまとめておきます。

Q.本体の熱はどんな感じ?

A.ほぼ感じません。

液晶の真ん中辺りが微か~に温いって程度ですね。

なんで作業中に手が蒸れるってことはまずないです。汗かきの人も安心!

Q.視差はある?

A.Cintiq16と同程度かちょっと大きいくらいにはあります。

フルラミネーション加工じゃないんで仕方ないですが、やっぱり視差は感じます。

ただCintiq16とそこまで変わらない(かちょっと大きいくらいの)レベルなんで気になる程ではないですね。

フルラミネーション加工の液タブから乗り換える場合じゃないなら多分大丈夫でしょう。

まとめ お値段以上の価値があるオススメ液タブ!

以上、Artisulの液タブD22Sのメリットやデメリットをまとめました。

  • 画面が大きくイラスト制作が快適
  • アンチグレアフィルムは取り外し可能で自分の好みに合わせて使える
  • 豊富な付属品+お手頃価格という圧倒的コストパフォーマンス
  • ワコムレベルの描き味が長持ちする経済的なペン

とメリット豊富なD22S。

ぶっちゃけ自分くらいの初心者絵描きには十分すぎるくらいの液タブですね。

確実にお値段以上の価値はあります。

大きい液タブ欲しいけどワコムは高い……

という方には特におすすめ。是非使ってみて下さい!

今回は以上!それではノシ

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