この度パソコンを買い替えたのですが、その際にパソコン環境を整えるため周辺機器や便利グッズ等も一緒に買い揃えました。
そのうちの1つがこちら。
中国のブランド『川の信芸』のヘッドホンスタンドです。
ヘッドホンスタンドとはその名の通りヘッドホンを掛けておくためのスタンド。卓上のスタンドタイプと机の天板などに取り付けるハンガータイプがあるのですが、今回購入したのは後者のハンガータイプです。
今回はこのヘッドホンスタンドのレビューを書いていきます。
結論から言うと、思っていた以上に良い製品でした。
中国製だからといって侮るなかれ、シンプルながらも普通に機能性のあるスタンドです。
ヘッドホンスタンド購入を考えている方の参考になればと思います。
大まかな使用感
先程も説明したように、今回のヘッドホンスタンドはハンガータイプ。
棚板なんかにも取り付けられるのですが、私は普通に机の天板に取り付けて使用しています。
使用方法は非常に簡単。ヘッドホンスタンド上部にクリップがついていますので、これを開いて机の天板を挟んで固定します。
クリップは割と力が強く、滑り止めもついていますのでしっかりとスタンドを支えてくれます。結構開くので(約39mm)、厚めの板にも取り付け可能。
ヘッドホンを掛ける部分は2つのフックが重なるような構造になっており、それぞれのフックを回転させることができます。耐荷重はフック1つで1㎏、2つ重なった状態で2㎏とのこと。ヘッドホン以外のものを掛けるのにも使えそうです。
フックは結構大きいので大型のヘッドホンも掛けられそう。私のヘッドホンは上の画像の通り全く問題なく掛けられました。
1番のメリットはフックが回転すること!
と、こんな感じでぱっと見は至って普通のヘッドホンスタンドなのですが、実際に使ってみて感じたのはフックの回転機構がめっちゃ便利ということ。
こういうハンガータイプのヘッドホンスタンドは構造上どうしても机からヘッドホンを掛ける部分が飛び出す形になってしまいます。
すると、近くを通った時など何かの拍子にヘッドホンスタンドにぶつかってしまうことがあるんですよね。
そうなるとヘッドホンスタンドが外れたり、最悪壊れてしまうことも……。
しかし、川の信芸のヘッドホンスタンドはフックが回転するので、他のハンガータイプのヘッドホンスタンドに比べて外れたり壊れたりといったことが起きにくくなっています。
回転式フックの意外な利点ですね。メーカー側はこういう効果も狙って回転式のフックにしているのでしょうか?だとしたらなかなかの設計力……!
デメリットはハンガータイプ故の問題点
正直なところ、このヘッドホンスタンド固有のデメリットは今のところ感じてないです。耐久性についても約1か月使ってみた感想としては全く問題なし。
現段階で感じているのはハンガータイプが故の問題点くらいですね。
それはヘッドホンを掛けるときにちょっと遠く感じるところ。
ハンガータイプのヘッドホンスタンドを机の天板に取り付けると、当然ヘッドホンを掛ける部分は机より低い位置に来てしまいます。するとどうしてもヘッドホンを頭から外して掛けるときにちょっと距離を感じてしまうんですよね。
しかしこれはハンガータイプのヘッドホンスタンドを使うなら仕方のない問題。どうしても避けたいなら机じゃなく背の高い棚などに取り付けるか、卓上のスタンドタイプのヘッドホンスタンドを使うしかないですね。
といっても、大した問題ではないので私はこのまま使っていこうと思います(使っていたらそのうち慣れるでしょうし)。
卓上のスタンドタイプとハンガータイプの違い
今回みたいに机で使うことを考える場合、2つのタイプの違いは主に机の上に置くか、机の天板に取り付けるかというところ。
卓上のスタンドタイプは机の上に置いて使うので、当然ある程度机のスペースを必要とします。ただその分ヘッドホンを掛けるときに距離が近いので掛けやすいのと、比較的安価なものも多いです。
一方ハンガータイプは机の天板に取り付けるのでスタンドタイプに比べて省スペース。机を広く使いたいならハンガータイプが向いていますね。しかし上記のようにヘッドホンを掛ける部分が机から飛び出す形になるので何かの拍子に引っかかることもあります。
まとめ ハンガータイプを検討中なら有力な候補
以上、川の信芸のヘッドホンスタンドのメリット・デメリットをご紹介しました。
基本的には普通のハンガータイプのヘッドホンスタンドですが、フックが回転するので何かの拍子にぶつかってしまっても破損しにくくなっています。今のところ私が感じている1番のメリットです!
特に目立つデメリットもないので、ハンガータイプのヘッドホンスタンドをお探しの方にはオススメできる一品ですね。