我が家のメイン液タブ『Cintiq Pro 27』に装着する拡張テーブルを購入したぜ!
WacomのフラッグシップモデルCintiq Pro 27には公式からいくつかオプションパーツが販売されており、拡張テーブルもその1つ。
Cintiq Pro 27買う時は別に要らないかなーと思って買わなかったんですが、今回とある問題の解決のため、小型キーボード取り付け用に導入しました。
で、これがなかなかに良い!ってなったんでご紹介します。
- Cintiq Pro 27の拡張テーブルってどう使うの?
- 拡張テーブルにキーボードってどうやって付けるん?
- 拡張テーブル用におすすめのキーボードが知りてぇ!
って疑問の解決になれば幸い!
先に言っちゃうと、拡張テーブル用のキーボードはエレコムの『TK-SLP01BK』を使ってます。下で解説しますが、かなりおすすめ!
ただこのキーボードだけじゃ拡張テーブルに固定できないんで、Amazonで買ったOTOKUの両面テープも使用。粘着力強力でいい感じ。
拡張テーブル導入の理由 タッチキーボードが出てこない時がある!
そもそもなんで拡張テーブル導入したかというと……
ズバリ、タッチキーボードが出てこない時があるから。
これが上で言ってた「とある問題」の正体です。
タッチキーボードとはパソコンの画面上に表示されて、タッチ入力で使用するキーボード。
タッチ入力対応デバイスの画面上で、文字入力するところ(検索欄とか)をタッチすると自動的に出てきます。
自分は普段Cintiq Pro 27のタッチ機能をONにしており、文字入力する時にこのタッチキーボードを使ってました。
なんですが……
このタッチキーボード、何故かクリスタ(ペイントソフト)のレイヤー名とかフォルダー名を変更する時は出ないんですよね。何でやねん!
しゃーなしにレイヤー名変更の度に液タブ動かして普段使いのキーボードで入力してたんですが、これがとにかくメンドクサイ……。
そこで「じゃあもう拡張テーブルにキーボード付けてタッチキーボードの代わりにしたろ!」と思い至り、拡張テーブル導入しました。
キーボードはエレコム『TK-SLP01BK』がおすすめ!
で、続いて拡張テーブルに付けるキーボード。
流石に普段使ってるキーボードはデカすぎるんで、小型で良さげなものを探すことに。
そして辿り着いたのがエレコムの『TK-SLP01BK』!
このキーボード、拡張テーブル向きの要素がかなり詰まっております。
ざっと挙げると、
- 拡張テーブルに無理なく付けられるコンパクトサイズ(幅257mm×奥行142mm×高さ7.2mm)
- 軽い(約211g)から液タブの総重量がそんなに変わらない→モニターアームで使ってても影響少ない
- Bluetooth対応なのでワイヤレスで使用可能
- 充電式だから電池交換の必要なし
- 充電ケーブル(micro USB)の差込口はキーボード本体の側面にある→拡張テーブルに付けたままでも充電できる
とこんな感じで拡張テーブル用キーボードに最適。
難点はファンクションキーがFnキーを押しながらじゃないと使えないところですが、自分の場合そこまでファンクションキー使ってないので影響少なめ。
それにメイン使用するキーボードではないので、上記のスペックが揃っているなら個人的には十分なレベル。
というわけで、自分みたいにファンクションキー多用しない人にはめちゃくちゃおすすめ!
Bluetooth機能が無いパソコンで使う場合はBluetooth子機も必要
ただしこのキーボードにはBluetooth子機が付属してないので
って場合は別途Bluetooth子機を用意する必要があります(もちろんBluetooth機能あるパソコンなら必要なし)。
そして自分がまさにそのパターンだったんでBluetooth子機買いました。
買ったのはTP-Link製のもの。
使ってみたところ、しっかりBluetooth接続できたんで品質は問題なさそう!
繋がれば何でもいいんですが、もし
って場合はこの子試してみて下さい。
自分はこう付けてます!拡張テーブル&キーボードの装着方法をご紹介
参考までに、自分がやってる拡張テーブルとキーボードの装着方法を簡単にご紹介しときます。
基本はご自身が使いやすいように装着してもらえばいいんですが、
って場合は参考にしてみてください!
①拡張テーブルは液タブ本体の左上に装着
まず拡張テーブルは液タブ本体の左上に付けてます。
これは単純に自分が右利きだから、左手で操作しやすいようにという理由。
なんで「俺はサウスポーだぜ!」って方は右側に付けると使いやすいと思います。
②キーボードは強力両面テープで接着!
続いてキーボードの固定。
自分は粘着力強力な両面テープで拡張テーブルに接着しています。
というのもこの拡張テーブル、『物を固定する』類の機能が全く無いんですよね。
一応、低い出っ張りがテーブルの縁にあるんで載せたものが落ちにくいようにはなってます。ですが自分みたいに液タブをモニターアームに付けて動かしまくる場合には全然役に立たん……。
そんなわけで液タブを動かしてもキーボードが落ちないよう、テープで接着することにしました。
テープは↓のように貼ってます。
これを拡張テーブルに張り付ければキーボードの装着完了!
キーボードを簡単に剥がせるようにしたい場合は弱めの両面テープもアリ
因みにこのエレコムのキーボード、かなりコンパクト&薄型で携帯性も抜群です。
なんで
って場合は、簡単に拡張テーブルから剥がせるよう粘着力弱めの両面テープを使うのもアリ。
自分が試した中ではニトムズの『はがせる両面テープ(T3810)』が良さげでした。
この両面テープは片面は粘着力が強く、もう片面は粘着力が弱くなってます。
なんで、拡張テーブル側に粘着力が強い面を貼ればキーボードを楽に剥がすことが可能。これでキーボードを持ち運べるぜ!
弱い面の粘着力は、普通にキーボードを使う分には剥がれない程度あります。
ただ、拡張テーブルに貼ったまま充電ケーブル繋ごうとするとペリッと剥がれたんで過信は禁物。
頻繁に液タブ動かす方は、キーボードをぶつけたりしないようご注意下さい。
ここがいいね!拡張テーブル+キーボードのメリット2つ
そんなこんなで、めでたくCintiq Pro 27に拡張テーブルとキーボードを装着できました。
じゃあ「それにどんなメリット・デメリットがあるの?」ってことについても、まとめておきます。
まずはメリット2つ!
メリット① 文字入力したい時にすぐキーボードが使えてストレスフリー!お絵描きに集中できる!
1番のメリットはやっぱりこれ!
液タブのすぐ上にキーボードがあるんで、文字入力したい時にすぐ使える!
イラスト描いてて文字入力したい時と言えば、
- プロジェクトファイルに名前を付けて保存する
- 吹き出しにセリフを入力する
- レイヤー名やフォルダー名を変更する
なんてのがありますが、いずれの場合も即座に対応可能!
おかげで
といったストレスから解放され、お絵描き作業に集中できます。やったぜ!
メリット② ショートカットも使用可能!左手デバイスに登録しきれなかったショートカットも入力できるようになる!
当然文字だけでなく、ショートカットキーの入力にも使えます。
ショートカット専用でこのキーボードを使ってもいいですし、ペンや左手デバイスに登録してないショートカットを担当してもらうのもGood!
自分は左手デバイス『Tour Box』を愛用しているのですが、それに登録してないショートカットをこのキーボードで入力してます。
よく入力するのはコピー(+C)、ペースト(+V)、デリート辺り。
この辺は「使うけど左手デバイスに登録するほど多用しない」くらいの使用度なんで、手元にすぐ使えるキーボードがあるとマジで助かる!
とこんな感じで、拡張テーブル+キーボードを導入することで、文字入力周りの作業性アップというメリットがあります。絵描きにはありがてぇ……!
デメリットは拡張テーブル分スペースが必要になる事……
続いてデメリットを1つ。
上記のように作業性アップに貢献してくれる拡張テーブル+キーボードですが、それと引き換えに1つ問題が発生してしまいます。
それはスペースの問題。
拡張テーブルを付けるということは、その分液タブが大きくなるということ。
なんで当たり前な話、液タブ+拡張テーブル分のスペース(空間)が必要になります。
Cintiq Pro 27はかなりデカい液タブなだけに、なかなか無視できない問題です。
なんで作業環境的にスペースが厳しい人は要注意!
まとめ 文字入力する機会多い人は拡張テーブル+キーボードで作業性アップ!
以上、まとめるとこんな感じ。
- 拡張テーブル用のキーボードはエレコム『TK-SLP01BK』がおすすめ!
- ただキーボードを固定する機能はないから両面テープ等の固定用アイテムが必要
- 拡張テーブル+キーボードでお絵描き中の入力作業が効率アップ!
- 注意点として拡張テーブルを付ける分の作業空間が必要
拡張テーブル+キーボード導入したおかげで、お絵描き作業中の文字入力がマジで楽になりましたね。
タッチキーボードも悪くはないんですが、やっぱ出てこない時があるってのは痛すぎる……。拡張テーブル+キーボードはそういうこと無いんで、安定性に関してはホント優秀です。
ついでに左手デバイスに登録してないショートカットも使えて便利!導入してよかったぜ。
というわけで、拡張テーブル+キーボードはこんな方には特におすすめ!
- 吹き出し等で文字入力の機会が多い人
- 左手デバイスだけじゃボタンが足りない人
- タッチキーボードの動作が不安定な人
上記の方は是非試してみて下さい!
普段のお絵描き作業がさらに快適になるぞ!