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VOICEPEAK重音テト使ってみた!簡単なお喋りはあっちゅう間に作れちゃう【レビュー】

VOICEPEAK重音テト操作画面

2025年4月24日、ついにテトさんのトークソフト『VOICEPEAK 重音テト』が発売されました!

VOICEPEAK重音テト
パッケージイラストは引き続き坂内若さん!カッコ可愛い!
そしておまけで付いてきたAHSさんカード『愉快な仲間たち』。

VOICEPEAK(ボイスピーク)は株式会社AHSより発売されているテキスト読み上げソフト。

AHS社はテトさんのボーカルソフト『Synthesizer V 重音テト』も出してるんで「もしかしたらVOICEPEAKも出るかも……?」と思ってたんですが、本当に出ちゃいました!嬉しい。

早速使ってみたんで、VP(VOICEPEAK)テトさんの使用感や良かったところ・気になるところなんかをレビューしていきます。

  • ボイスピテトさん使い勝手どんな感じ?
  • ボイスピテトさんってどんな感じで喋るの?
  • ボイスピテトさん買うか迷ってる……

といった方の参考になれば幸い!

ボイスピテトさんサンプル動画

実際にボイスピテトさんを使用した動画がこちら↓

自分が定期的に投稿してるソフトウェアトーク動画『日常HANASU』シリーズに出演してもらいました。相方はVoisona版のさとうささらちゃん。

で、サラッと使ってみた感想ですが……、

やっぱめちゃくちゃ喋りますねVPテトさん。

自分は普段UTAUとかSynthesizer Vとかのボーカルソフトを使ってお喋り音声を作ってるんですが、調声の手間は圧倒的にVPテトさんのが少なかったです。流石トークソフト……!

使って感じたVPテトさんの良かった点3つ&気になる点2つ

実際に使って感じたことを掘り下げていきます。

まずは良かったところ!

良かった点① テキスト入力してボタン押すだけのお手軽さ!初心者でもとっつきやすい

何より感じたのは簡単に喋らせられるお手軽さ

テキストボックスに喋らせたい文章を入力→文章を選択して再生ボタンを押せば、それだけで喋ってくれます。簡単すぎる。

VOICEPEAK重音テト操作画面
VPテトさんの操作画面。画面左側にあるテキストボックスに文章を入力します。そんでその文章を選択(クリックorドラッグ)して画面右上にある再生ボタンを押せば喋ります。

UTAUテトさんやSV(Synthesizer V)テトさんの場合は文章入れるだけだと音程が一定のままなんでどうしても調声作業が必要になります。

なんで調声慣れてないとちょっと敷居が高いんですよね……。

でもVPテトさんなら調声作業無しでもとりあえず喋ってくれるんで初心者でも安心

調声全然できん……でもテトさんに喋ってもらいたいぜ!

って方にはまさに打って付けですね。

初心者でも簡単にソフトウェアトークを楽しめるのはトークソフトの良いところ。

良かった点② イントネーションの調節が可能!操作もシンプルで扱いやすい

VOICEPEAKには『イントネーション』というパラメータがあり、声の抑揚を細かく調節することができます

しかもこのイントネーション、操作がかなりシンプルで分かりやすい!

↓がイントネーションの調声画面。文章の下に曲線があり、その曲線上の点を上下させて調声します。

VOICEPEAK重音テトイントネーション
操作画面の左下にある3つのボタンのうち、真ん中をクリックするとイントネーションの調節が可能。

で、この点が文章中の文字ごとにあり、「音を高くしたいところ(文字)を上げる、低くしたいところを下げる」という感じで直感的に操作できます。非常にシンプル。

トークソフトだとこういうイントネーションのパラメータが無かったりするんで、これ弄れるのはVOICEPEAKの利点ですね。

因みに、イントネーションとは別に『アクセント』というパラメータもあります。

こっちもイントネーションと同様に点を上下させて調声しますが、イントネーションと違い『上』か『下』しかありません。

VOICEPEAK重音テトアクセント
アクセントの調声画面(「アクセント」のボタンを押すと切り替えられます)。イントネーションと似てるけど、点は1番上か1番下しか移動できない。

使い方としては「アクセントで大まかな調声、イントネーションで細かな調声」って感じがいいかもです。

良かった点③ おまけで男性音源『フリモメン』が付いてくる!テトさんだけでなく渋めなイケボも楽しめる

あとお得なところで、テトさんと一緒に男性音源『フリモメン』がおまけで付いてきます。

つまりVPテトさん1つで音源が2つ手に入るということ。めちゃ太っ腹。

VOICEPEAK音源切り替え
音源名の横にあるチェックマークをクリックすれば音源を切り替えられます。画像はフリモメンを選んだ状態。

しかもこのフリモメン、めちゃくちゃイケボ

サンプルとしてフリモメンにちょろっと喋ってもらいました。

渋めでダンディーなお声がイカすぜ……!男性ボイス欲しい場面では大活躍のこと間違いなし。

ソフトウェアトークの動画なんかをやる場合は登場キャラを増やせるんで、動画投稿者には超メリットなところですね。

因みに、VOICEPEAKでは感情のパラメータをいじると立ち絵のキャラの表情が変わるんですが、フリモメンの場合『お調子者』のパラメータをいじるとお馴染みの青いやつが出てきます。おもろい。

VOICEPEAKフリモメン青いの
こういう遊び心があるのもフリモメンの良いところ。

気になる点① イントネーションの自由度は若干低め 大きく抑揚をつけた声は難しいかも

続いて気になる点。

良かった点②で触れたイントネーションのパラメータですが、調声の自由度自体は若干低めに感じました。

上で述べたように、イントネーションは曲線状の点を上下させて調節します。

なんですが、この上下できる幅がちょっと物足りないんですよね……。

VOICEPEAKイントネーション調節幅
ここの幅。もっと広くしてほしい……。

普通に喋らせる分には十分なものの、例えば「テンション高い喋り方」とか「嬉しさ爆上がりな喋り方」みたいに大きな抑揚をつけた声が調声し辛いのが難点。

普段使ってるUTAUやSynthV等のボーカルソフトはこの点が得意なだけに、差を強く感じますね。

あと欲を言うと、イントネーションの点を左右にも動かせるようしてほしい!

VOICEPEAKイントネーション左右調節希望
例えばこんな感じで点が左右にも動けば、『「ス」のどこに音の頂点持ってくるか』っていうのも弄れて、調声の幅が広がる!

イントネーション(というか声のピッチ)の調声はソフトウェアトークの醍醐味みたいなところもあるんで、この辺の機能は強化してもらえたら嬉しい……。

気になる点② 声質(ジェンダー)のパラメータは無し 弄りたい場合は別ソフトが必要

もう1個気になったところは声質(ジェンダー)のパラメータが無いこと

ここで言う声質とは、声の男性っぽさ・女性っぽさのこと。

他のソフトだと、UTAUならgフラグ、VOCALOIDならCHA(キャラクター)で調節できます。

女性音源で男声を出したり、音の高さに合わせて声に変化をつけたりと調声では重宝するパラメータなんですが、これがVOICEPEAKには無い……。

なんでどうしても声質を調節したい場合は別のソフトも併用する必要があります

まぁ「別のソフト併用すればいいじゃん!」って話なんですが、ソフト複数立ち上げるのは正直めんどい……。やっぱりVOICEPEAKだけで完結する方がありがたいですね。なんとか追加してくんないかなボイスピさん。

因みに声質を調節できるソフトですが、自分は『VocalShifter』というボーカル編集ソフトを使ってます。

Vocalshifter操作画面
VocalShifterの編集画面。冒頭のサンプル動画のテトさんもこのソフトで声質を調節してます。

無料でも使えるんで、

VPテトさんの声質弄りたいけど、どのソフト使えばいいか分からんぜ!

って方はお試し下さい。

Vocalshifter メインページ

まとめ 誰でもテトさんを簡単に喋らせられる!テトさんお喋り時代の到来!

以上まとめるとこんな感じ。

〇VPテトさんの良かった点

  1. 簡単操作でテトさんを喋らせられるので初心者でもとっつきやすい
  2. イントネーションも簡単に調節できる
  3. おまけで男性音源『フリモメン』も付いてきてお得

〇VPテトさんの気になる点

  1. 抑揚を大きくつけた声を出すのは難しい
  2. 声質のパラメータが無く、調節したい場合は別ソフトが必要

こだわった調声をやりたい場合はパラメータ面がちょっと気になるものの、普通にテトさんを喋らせる分にはめっっっっちゃ便利

とにかく簡単に喋ってくれるんで調声やったことない初心者でも安心。

調声分からんけど手っ取り早くテトさんに喋ってほしいぜ!

って方にはマジでオススメです!

VPテトさんが発売されてからyoutubeやSNSではVPテトさんを使った動画がいろいろ見られるようになりました。まさにテトさんお喋り時代到来って感じ!

是非あなたも時代の波に乗ってテトさん喋らせてみて下さい!楽しいぞ!

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